お店の信用を得られるバッジ
バッジの魅力と言えば、衣服の襟部分や胸部分に付けるもので、付けている者の所属、資格、職位等をデザインで表す徽章、記章のことですね。一番身近なものとして、会社の顔となる社章が思い浮かびますよね。
初対面の相手がその社章をしているのを見て、なんだか頼れそうな人物に見えた経験が私はあります。政治家が辞意を示す際に、議員バッジを外して演壇に置いて見せるなどの行動も見られ、映画などで警察官が職を辞する覚悟の際に拳銃と共に上司に差し出す場面もあり、印象に残っています。
私は商談や営業の際に、このようなバッジがもたらす効果は凄いと実感したことがあります。
そんなバッジの魅力について忘れられない思い出が一つあります。
社会人三年目の頃の話です。当時の私は医療事務の仕事をしていたのですが、仕事になじめず、業務での失敗を繰り返していました。毎日毎日、その繰り返しで辛い時代でした。
ある日、休日出勤をしたあとの帰りに、ふとJRの駅の近くにバーを見つけました。そのお店は、入り口の扉がもの凄く格好良かったので、ついつい釣られて、そのお店に入りました。そのお店は、お酒が飲めてお洒落な店内で、従業員は胸に格好いいバッジを付けていました。それを見た瞬間にこのお店を信用し、お気に入りになりました。
私はそのカフェがお気に入りになり、お店に行ってマスターとお話をすることが凄く楽しく、会社を定時で帰り、カフェを楽しむ日々が続きました。それから、数ヶ月たったある日、そのカフェで会社の部長に会ってしまいました。その部長からびっくりするくらい怒られました。
私は仕事を残したままだったので、怒られるのは仕方が無かったのですが、あまりのショックのため、自分の胸に付けていたバッジを握りしめ、来年こそは、立派な社会人となって出直してくると告げました。
社会人三年目はそんなことで、仕事を頑張りました。それ以降は仕事の段取りもなんとなく身につき、時間の余裕もできたので、そのカフェによく行きました。お酒を飲みながら、マスターとお喋りすることが凄く面白かったです。
そのような、社会人に成り立ての頃の思いでの中で、最も印象に残っているのが、そのカフェの店員が胸に付けていたバッジです。
だからバッヂの魅力と言えば、格好良くてお店の信用を得られることだと思います。